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資産管理

ドルパーキングは株式トークンの発行会社をどう確認しますか?

  • 株式トークン
  • 発行会社
  • 外部検証

公開資料では最初に3項目を確認します

ドルパーキングは、株式トークンを取引できるようにするだけではありません。

発行会社が公開するレポートを基に、トークンを裏付ける資産と外部検証の状況を定期的に確認します。

最初に確認するのは次の3項目です。

  1. 総負債に対して、それを裏付ける総資産が十分か
  2. レポートが定められた期間内に公開されたか
  3. 外部検証に必要な資料がすべて確認されたか

1. 総資産は総負債に対して十分ですか?

まず、レポートの総負債に対する総資産の比率を確認します。

この比率は総資産と総負債を比較した値です。

総資産と総負債とは何ですか?

区分意味
総資産保有する実際の株式、ETF、USDC・USDT、現金などをドル換算して合計した金額
総負債発行会社が発行し、流通しているすべてのトークンの総額をドル換算した値

総負債には何が含まれますか?

このレポートの総負債には次の項目が含まれます。

  • Ondo Stocksの発行残高の時価
  • USDYの発行残高の時価
  • USDonの発行残高

総負債には次の項目は含まれていません。

  • 借入金
  • 未払費用
  • 税金に関する負債
  • 取引先に支払うべき金額
  • 訴訟や契約から生じる可能性がある負債

実際の株式やETFの価格が変わると、総負債も変わることがあります。

総負債に対する総資産の比率を確認

2026年7月27日のレポートを例に説明します。

2026年7月27日のOndoレポートに記載された総資産と総負債の概要

レポートには次のように表示されています。

確認項目レポートの数値
総資産1,142,100,877.31ドル
総負債1,047,590,067.42ドル
総負債に対する総資産の比率109.02%

総負債に対する総資産の比率が109.02%とは?

総負債が100ドルなら、総資産を約109.02ドル保有している状態と理解できます。

この比率が上昇しているか、低下しているか、大きな変化がないかも確認しています。


2. レポートは期限内に公開されましたか?

週末を除くすべての日のレポートが公開されているか確認しています。

日付ごとに公開されたOndoの日次レポート一覧

発行会社は、基準日から3営業日以内にレポートを公開すると案内しています。

そのため、ドルパーキングは次の項目を確認します。

  • 3営業日以内にレポートが公開されたか
  • 抜けている日付がないか
  • 公開の遅れが繰り返されていないか
  • 別途説明がないまま公開が停止していないか

1日または2日後に公開されても、案内された期間内であれば通常の範囲と判断できます。


3. 外部機関の検証資料はすべて確認されましたか?

レポートには、外部の検証機関が確認した資料が表示されています。

確認対象は次の4項目です。

  • 法定通貨口座の明細
  • 取引口座の資料
  • 証券口座の概要
  • USDC・USDTウォレットの保有状況

2026年7月27日のレポートでは、4項目すべてがYesと表示されています。

外部検証機関が確認した4つの資料がすべてYesと表示された画面

検証機関のAnkuraは、発行会社が提出した口座資料とレポート、および一部の担保口座への読み取り専用アクセスを基に、レポートの金額と計算内容を確認したと説明しています。


レポートに大きな変化があれば追加で確認します

1. 総資産と総負債が連動しているか

トークンの発行量が増えた場合、それを裏付ける資産も増える必要があります。

トークンが焼却された場合は、関連する総負債も減っているか確認します。

2. 移動中の資産が長期間残っていないか

移動中の資産(Funds In Transit)は、口座や機関の間を移動している資産を意味します。

一時的に表示されることはありますが、同じ金額が5取引日以上残っている場合や、総資産に占める割合が大きくなった場合は原因を追加で確認します。

2026年7月27日のレポートでは、移動中の資産は0ドルと表示されています。

2026年7月27日のレポートで移動中の資産が0ドルと表示された画面

3. 資産が1つの機関に過度に集中していないか

レポートには、BitGo、SVB、Alpacaなど、発行会社の資産を保管する機関と口座ごとの金額が表示されています。

特定機関の残高が説明なく大きく減った場合や、資産が1つの機関に集中する変化が見られた場合は、関連する案内と次のレポートを確認します。

4. その他の異常な兆候

ドルパーキングは、まず次のような兆候がないか確認します。

  1. 各項目の数値が大幅に変動した場合
  2. レポート公開の遅延が繰り返された場合や、連日公開されない場合
  3. 検証資料がNoに変わった場合や、項目が消えた場合

公開資料を継続して確認します

ドルパーキングは、発行会社にこうした兆候がないか毎日確認します。

※ 発行会社が資料を公開していない場合や、公開内容だけでは状況を確認しにくい場合は、発行会社に直接問い合わせて状況を確認します。

発行会社または公開レポートで、ユーザーの取引や資産に影響する可能性がある重大な問題を確認した場合は、サービス内の通知で速やかにお知らせします。